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パラグライダーの魅力や活動内容を紹介します。

非日常体験

「空を飛ぶ」──人類の永遠の夢を最も手軽に叶えられる手段のひとつがパラグライダーです。地面を遥か下に見下ろし全身に風を感じながら自らの操縦で空を飛ぶという非日常体験は多くの人をこの世界に引き込みました。現代において空を飛ぶ方法の選択肢はいくつかあります。その中でも、所要期間や費用面でこれほどまでに手軽に空の自由を手に入れられる手段は存在しません。学生生活を共にする仲間達とのそんな非日常体験は、より一層貴重なものになります。卒業後もパラグライダーを続ける卒業生も多く、生涯の趣味となり得ます。

雲にふれる

パラグライダーは「下へ降りるもの」というイメージがあるかもしれません。しかし、実はその醍醐味は上昇気流を捉え高度を上げるソアリングにあります。わたしたちが目にしている雲は、太陽熱により地面から発生する上昇気流の成れの果てです。山から飛び立ったパラグライダーは、上昇気流に乗って雲の高さまで到達することができます。それは時に地表から2000m以上もの高さになり、巨大な雲を潜り抜けて飛ぶという体験は飛行機では得られないパラグライダーならではのものです。 

空からの眺め

朝日が昇って夕日が沈むという毎日の光景も、地表数百mからは一味違ったものになります。季節に関しても、夏の青空から秋は紅葉、さらに冬は雪景色の中を飛ぶことができます。同じ空は二度とありません。それらの絶景を肌で感じその目に焼き付けることができます。

 

 

空の旅

滑空機であるパラグライダーは、高度が高ければ高いほど遠くへ飛んで行けます。ソアリングで高度を稼ぎ前進するという動きを繰り返すことで、数十kmから数百kmもの距離をエンジン無しで飛行できます。クロスカントリーと呼ばれるこの楽しみ方はパラグライダーの奥義であり、知識と技術をフルに活用することで遠く長く飛ぶことができます。飛行予定時間は”気象条件と腕前次第”です。

合宿・大会

パラグライダーが楽しめるスポットは全国に存在し、一年を通して様々な場所での合宿や大会に遠征します。北は青森、南は鳥取まで足を伸ばし、それらの行事では他大学のパラグライダー部とも積極的に交流し親睦を深めています。海外にもパラグライダーのエリアは多数存在し、近場では台湾ツアーなどに参加しています。

写真:富士山近辺『朝霧』エリア

飛べない日は

アウトドアスポーツである以上、気象条件により飛べない日もあります。そんな日はグラウンドハンドリングと呼ばれる地上操作練習をします

離陸手順や体重の掛け方を繰り返し練習することで、より的確な操作が出来るようになります。パラグライダーの腕前はこのグラハンの練習量・技量に比例します。フライトに必要な学科講習もあります。

 

 

パラグライダーの仲間

パラグライダーと聞いて左の乗り物を想像した人もいるかもしれません。これはハンググライダーと呼ばれ、パラグライダーと同じ滑空機の一種です。翼の内部に金属の骨組みが入っているのが特徴です。YUPCはパラグライダー専門ですが、活動場所の十分一山ではハンググライダーも一緒に飛んでいます。ちなみに、間違えられがちですが正式名称はハンググライダーです。

 

 

豊富な行事

花見やBBQ、海水浴、山形名物の芋煮会などパラグライダー以外の行事も多く催されています。これらの行事専門の部員も多数在籍しており、年中退屈することはありません。

卒業生との繋がりが強いのもYUPCの特徴です結婚式には団体で乗り込みます。